1. 原点(過去)を掘り起こす質問
「こだわり」の根源は、過去の悔しさや喜びに隠れています。
- 「先生がこれまでに、あの子(患者)を救った時、飼い主さんから言われて一番心に響いた言葉は何ですか?」
- 「逆に、救えなかった時、あるいは力不足を感じた時に『次からは絶対にこうしよう』と心に決めたことはありますか?」
2. 日常の「無意識」を言語化する質問
先生が当たり前にやっていることの中に、実は他院が真似できないこだわりがあります。
- 「診察室に入ってきた瞬間、先生が真っ先に、一番最初に見る(チェックする)ポイントはどこですか?」
- 「診察中、あの子(患者)と接する時に『これだけは絶対にしない』と決めているタブーはありますか?」
3. 理想(未来)を語ってもらう質問
どんな病院でありたいか、その「空気感」を聞き出します。
- 「診察を終えて扉を出ていくとき、飼い主さんの表情がどう変わっていてほしいと願っていますか?」
- 「もし、あの子(患者)が言葉を話せるとしたら、帰り際に先生に何と言ってほしいですか?」
4. 価値観(今)を浮き彫りにする質問
他との違いを明確にします。
- 「最新の設備や技術はもちろん大切ですが、それ以上に先生が『これだけは譲れない』と思っている診察の心得は何ですか?」
- 「スタッフの方々に、日頃から口を酸っぱくして伝えている『当院らしさ』を象徴する言葉はありますか?」
【質問1】これだけは「絶対にしない」と決めていることは?
(意図:こだわりは「やる事」よりも「やらない事」に強く現れます。それが病院の誠実さとして物語に厚みを出します。)
- 例: 目を合わせずに話さない、無理な保定はしない、など。
【質問2】診察室で飼い主様を見た時、一番最初に「心のなかで」かける言葉は何ですか?
(意図:先生の優しさや、飼い主さんをどう捉えているかという「視点」を物語の冒頭に反映させます。)
- 例: 「よく頑張って連れてきたね」「不安だったでしょう」など。
【質問3】これまでで、一番「獣医師(看護師)冥利に尽きる」と感じた瞬間はいつですか?
(意図:先生が最も大切にしている価値観をあぶり出します。物語のクライマックスに使うエピソードになります。)
- 例: 諦めかけた子が回復した時、飼い主さんと握手した時、など。
【質問4】あの子(患者)がもし人間の言葉を話せるとしたら、帰り際に先生へ何と言ってほしいですか?
(意図:治療のゴールを「完治」だけでなく「心の通じ合い」に置くことで、読者の共感を生む物語になります。)
- 例: 「先生、怖くなかったよ」「また来るね」など。
【質問5】最後に、先生が「この仕事(病院)を続けている一番の理由」を教えてください。
(意図:物語の結びとなる、先生の「信念」を言語化します。)
- 例: 地域の子たちの成長を見守りたいから、家族の笑顔が見たいから、など。
先生にストレスを与えないための「回答形式」の設定
Googleフォームを作成する際、以下の工夫をするとさらに回答率が上がります。
- すべて「任意」にする 「必須」がついていると、一つ答えられないだけで手が止まります。「答えやすいものだけでOK」と伝えるのがコツです。
- プレースホルダー(例)を入れる 上記のような「例」を質問のすぐ下に記載しておくと、考える手間が省けて入力がスムーズになります。